ショップ 雛人形 竹原文楽 洞奥一郎 人形歌舞伎 浄瑠璃 平安朝 下呂温泉合掌村

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平安朝の豪華な衣装を身にまとい、気品のある穏やかな表情をされています。見る位置によって、表情が変化する様にも感じられます。お人形は全て手作りです。着物は西陣織にこだわられているとか。衣装には菊花紋章が描かれています。表情豊かなこのお人形には、作者の魂が込められているのでしょうか。約50年前に祖父が購入したお品になります。ガラスケース内の瓶の中には、乾燥防止用に水が入れられています。全体的に見た目もきれいで、それ程劣化しているとも思えず、保存状態は良好です。この雛人形の作者は、竹原文楽を一代で確立された洞奥一郎氏です。弟子は持たず一代限りなので、既存のお人形の個体数は限られています。以下は「デジタル版日本人名大辞典」による「洞奥一郎」の解説です。大正7年7月2日生まれ。生地の岐阜県竹原村(現在の下呂市)で少年時代から人形を制作。仕事のかたわら人形歌舞伎の公演をはじめ、ひとりで数十体の人形を糸であやつり、浄瑠璃(じょうるり)を語る「竹原文楽」を確立した。(以上)ここでは、「ひとりで数十体の人形を糸であやつり」と記載してありますが、他の文献には「ひとりで100体以上の人形をあやつり」ともあります。人形制作に始まり、舞台装置の製造からその演出に至るまでを全てひとりで担当されていたとは、ただただ感服するしかありません。10本の指で如何にして100体もの人形を操り、演劇をしたのでしょうか。今となっては、その術を知る手立てもなさそうです。竹原文楽は皇室にもゆかりがあります。昭和51年7月皇太子妃殿下がお触れになられた女性の染人形一体が、ガラスケースに収められ、説明文と一緒に「下呂温泉合掌村」に飾られています。それから、洞奥氏制作のお人形は、皇室に献上されています。ガラスケースの大きさ  長辺 81cmm  短辺 61cm  奥行 43cm☆配送方法についてご希望の場合には、直接のお手渡しも可能です。

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